IT業界の商品・サービスを「分かりやすく発信する」ためにはYouTubeマーケティングが最適です。
IT業界では専門用語が多いため、一般的なユーザーに商品の魅力が伝わりにくいのが現状。でも実は、「動画」を使ったマーケティングならわかりやすくユーザーに自社商品の魅力を説明できるのです。
今回はそんなIT業界におけるYouTubeマーケティングを、海外の成功事例をみながら攻略していきます!
目次
難しい用語が多い「IT業界」では動画を活用しよう
IT業界の商品・サービスの説明を見たとき、多くのユーザーは「難しくてよく分からない」「意味不明なカタカナが多い」と感じてしまいます。
今やスマホの所有率は77%(2019年、マイボイスコム調査)と、国民の約8割はスマホを持ち、IT技術は日常生活に浸透しています。しかし、ほとんどの人がIT専門用語に馴染みがないのが現状です。
電子機器のスペックとして「容量〇〇ギガ」「CPU〇〇」と書かれていても、大半のユーザーはピンときません。結局、よく分からないまま「デザイン」や「価格」で商品を選んでしまった経験がある人も多いのです。
しかし、デザインや価格ではなく「性能」が自社製品の強みの場合、難しい言葉を使わずにユーザーにその性能の魅力を伝えるのは至難の技です。
そこで、「売れるIT企業」と「売れないIT企業」を分けるカギとなるのが「動画」の活用方法。難しい用語が並ぶ商品説明は読まなくても、おもしろい2分の動画なら見ますよね。
動画は、難しい言葉を使わずにダイレクトにアプローチできる最強のマーケティングツールなんです!
【海外事例】IT業界のYouTubeチャンネル成功事例3選
では、実際にIT業界で大成功を収める企業はどのようなYouTubeチャンネルを運営しているのでしょうか?
海外事例3選を読み解き、売れるYouTube戦略のヒントを見つけてみましょう!
ZAGG
ZAGG(ザグ)は「InvisibleShield」というブランドで有名な、家電製品やスマホの保護シールなどを制作・販売しているアメリカの会社です。
YouTubeチャンネルでは、商品紹介や保護シールの貼り方などを主に配信し、競合との差別化を図っています。
ただ単に「ナノテクノジー使用」「驚くべき耐久性」と言われるだけでは他の保護シールとの違いが分かりにくいですよね。
そこでZAGG(ザグ)は、保護シールに思いっきりひっかき傷をつける動画をアップロードしました。視覚的に分かりやすく保護シールの耐久性をアピールしたのです。
結果として、なんとZAGG(ザグ)は動画マーケティングをしたことでCVR(コンバージョンに至る割合)が75%増加しています。(参考リンク:8 YouTube case studies for a better understanding of the platform)
ただ文章で伝えるだけでは分かりにくい性能の良さを、動画でダイレクトにユーザーに届けているのです。
Intel(インテル)
Intel(インテル)は有名なアメリカの半導体素子メーカーです。
Intel(インテル)のYouTubeの登録者は50万人を超えていて、IT業界の中でも飛び抜けてYouTubeマーケティングに成功していると言えます。
特徴は「コミュニティーを作っている」こと。
自社の製品を使っている有名人や企業とコラボした動画をアップロードし、「Intel(インテル)の製品で幸せになった人」のコミュニティを作っているのです。
ブランドマーケティングにおいて、コミュニティの存在はとても重要だと言われています。(参考リンク:Think with Google “The best brands build communities. Here’s how they do it”)自社製品に対する信頼を得て、口コミも広がりやすくなるのです。
動画では人の表情や言葉が伝わりやすいので、コミュニティの構築に最適なツールだと言えます。
IT業界の王様、FacebookもYouTubeマーケティングを行っています。
FacebookのYouTubeチャンネル登録者数は110万人超え。最近では15秒ほどの短い動画を主にアップロードしています。
動画では「地域に寄り添う」「スモールビジネスを大切にする」という一貫性が見てとれます。Intel(インテル)と同じように、コミュニティを作ることを意識しているのでしょう。
Facebook Groupを利用して「地元の小さな店を活性化させる」という身近な成功体験のイメージを普及すると、企業全体としてのイメージアップにつながります。
IT業界の成功事例から学ぶ!YouTube戦略のヒント
今回紹介したIT業界の3つの成功例から、YouTubeマーケティングの成功につながる大切な要素をピックアップしていきましょう。
まず、難しいイメージのあるIT業界だからこそ、分かりやすく視覚的に商品の魅力を伝えることが重要となります。
例としては、
- 商品のデザインをアピールする
- 使い方を紹介する
- 耐久性の実験をする
などがあります。
また、有形の商品ではなくサービスを提供している場合は、コミュニティを作り「この商品を使うと幸せになる」というイメージを伝えることが重要です。
具体的には、
- 親近感を覚えるような身近な人の体験を語る
- プロフェッショナルもこの商品を使っていることを伝える
などするといいでしょう。
IT業界は難しい用語が多いため、商品の魅力が伝わりにくいことがあります。そんなときは「動画」を活用して視覚的にアピールしてみましょう!
一気に売上UPにつながるかもしれません。
投稿者プロフィール
- LELのコンサルティングチームです。
日々YouTubeチャンネルやサイト内コンテンツの作成に役立つ情報を研究しています。
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