Youtubeで動画投稿をする際に、概要欄は毎回入力していますか?
視聴者にとってまず目に入る部分であるタイトル・サムネイルまでは気を配っていても、概要欄はそこまでYouTube運用において重要視してなかった…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は概要欄もYouTubeのSEO対策(VSEO対策)に影響を与える部分であり、視聴者を目的のポイントまで誘導させるツールとしても活用することが可能です。
今回はそんなYouTubeの概要欄を効果的に活用する方法について解説していきます!
目次
YouTubeの概要欄とは?
Youtubeの概要欄とは動画を視聴する際にタイトルの下に表示される項目のことで、説明や補足情報などの文章を表示させることができます。
文字数は最大5,000文字(半角)まで記入することができ、PCではデフォルトで初めの3行が常に表示されている仕様になっています。
逆にスマートフォンユーザーは概要欄がデフォルトで非表示になっていて、タイトル部分をタップすることで概要欄を見ることが可能。
ということは概要欄を読んでくれるユーザーは、動画やチャンネル自体に対してより深くに興味を持っていると考えられますよね…!
これはチャンネルにとって絶好のアピールチャンスです。
さらに概要欄を設定する際には、YouTube Studioのはてなマークをクリックすると下記のような説明文が表示されます。
説明にキーワードを含めると、視聴者が検索で動画を見つけやすくなります。説明には動画の概要を記入し、初めのほうにキーワードを含めるようにするとよいでしょう。
https://studio.youtube.com/
説明にキーワードを含めることで検索結果に表示されやすくなる=VSEO対策に有効な手段であると公式が明示しているのです。
今すぐ活用できる、概要欄に入れるべき4つの項目
それでは実際にYouTubeの概要欄を活用するにあたって、どのような項目を入れ込むと効果的なのでしょうか。
これだけ入れておけば間違いない!という項目を4つピックアップしてご紹介します。
VSEO対策に有効!キーワードを含めた動画の概要
前述にあるYouTube公式の説明文にもある通り、概要欄には動画にまつわるキーワードを含めましょう。
webページなどのSEO対策同様、キーワードは概要欄の前半にあればあるほど効果を発揮しやすくなります。
違和感を感じさせない程度にキーワードを盛り込みながら、動画の概要を2〜3行程度の文量で記載しましょう。
ハッシュタグ
YouTubeの概要欄はハッシュタグを設定することも可能です。
ハッシュタグは60個まで設定することができ、3個までは概要欄のどの部分に記載しても、動画の下に小さくリンクとして表示されます。
60個以上ハッシュタグをつけてしまうと、全て無効になってしまうのでお気をつけください。
また、ハッシュタグをクリックすると、同じハッシュタグを設定している動画やハッシュタグ以降のキーワードに基づく動画一覧が表示される仕様になっています。
そのため、検索需要がありそうなワードや動画が属するトレンドのカテゴリを設定することでハッシュタグ検索からの流入も期待できます。
設定方法は、#(半角シャープ)の後に動画にまつわるキーワードを入れるだけでOK。
#動画編集
のような形です。
ハッシュタグは概要欄の他にタイトルに設定することも可能です。
チャンネルの紹介文
YouTube動画の概要欄を見るユーザーは、ただ動画を視聴して終わるユーザーよりも動画やチャンネルに対して興味を持っているということになります。
ということは、チャンネルのことを知ってもらうチャンスなのです!
チャンネル情報としての記載例は下記の通りです。
・チャンネルの概要(出演者の情報やチャンネル運営の目的など)
・チャンネルにまつわるSNSのURL
・webページのURL
これらの情報はテンプレートとして、YouTube Studio→設定→アップロード動画のデフォルト設定から基本情報として設定しておくと、毎回コピペする必要なく動画をアップロードした段階で自動的に設定されるので便利ですよ。
使用素材のクレジット
BGMや効果音などの音源や画像などクレジット表記が必要な素材を使用している場合は概要欄に必ず記載するようにしましょう。
こちらも、記載漏れが無いように前述のテンプレートとして、基本情報に一緒に追加しておくのがおすすめです。
タイムスタンプは入れるべき?
タイムスタンプとは、概要欄やコメント欄で時間表示を「00:46」のように記載することで、その時間をタップすると指定の秒数から再生させることが出来る機能のことです。
00:46 VSEO対策をすることのメリット
01:32 実際の設定例
上記のように秒数の横にスペースをあけて該当箇所の概要を記載しておくことで、視聴者が動画を最初から見る必要なく、目的の情報だけを効率的に視聴することができるようになります。
また、動画を視聴する前に内容をおおまかに知ることができるので、視聴者にとっては良いことづくめな機能です。
ということは全ての動画に設定した方がユーザーにとって優しいチャンネル設計になるのでは?
と思うところなのですが、実はチャンネル運営者にとってはメリットばかりではありません。
タイムスタンプがチャンネル運用に与える影響
タイムスタンプを設定することで視聴者は見たい部分までスキップして視聴し、見たい部分が終わってこれ以上動画を視聴する必要がなさそうと判断したタイミングでどんどん離脱していきます。
そのため、動画の構成によっては平均視聴時間が短くなってしまう他、総再生時間が減ってしまうなど、結果的にVSEOにとって良くない影響を与えてしまう可能性も・・・。
あまりにもタイムスタンプによる影響が顕著に出ている場合は、視聴者のニーズがある部分とない部分を視聴維持率のグラフで確認し、動画の構成を見直してみましょう。
逆に視聴者のニーズがある話題が何なのか把握するという目的で、あえてタイムスタンプによる顕著な影響を検証することも効果的なVSEO施策の1つです。
YouTubeの概要欄を活用してファンを増やす
前述にもある通り、Youtubeの概要欄はキーワードを入れ込むことによる検索流入があったりハッシュタグ検索を活用できたりするなど、YouTube上のSEO効果=VSEO効果を見込むことができます。
また、SEO的な影響をGoogleにアピールするだけでなく、視聴者に向けてチャンネルの魅力をアピールすることが出来るスペースでもあり、言ってしまえばYouTubeの概要欄はチャンネル運用者の活用法次第で、可能性が無限大に広がるのです・・・!
是非この記事を参考にYouTubeの概要欄を効果的に活用してみてください。
投稿者プロフィール
- LELのコンサルティングチームです。
日々YouTubeチャンネルやサイト内コンテンツの作成に役立つ情報を研究しています。
SEOを始めとするweb集客支援にご興味がある方は、ぜひLELにご相談くださいませ!