今やYouTubeは生活に必須のプラットフォームです。なんと現在、日本の月間YouTubeユーザー数は6,500万人以上!コロナ禍でお家エンタメ需要が高まったことを背景に、YouTube運用を始める企業や個人も増えてきています。
今回は「そんなYouTubeにこれから挑戦したい」という方に向けて「伸びるジャンル」を3つ紹介します。「YouTubeチャンネルを成長させるコツ」や「伸びるジャンルの選び方」を知りたい方は必見です!
伸びるジャンルを賢く見極めてYouTubeを活用しましょう。
目次
YouTube参戦は今からでも遅くない!
これまで大衆向けのエンタメといえばテレビでした。しかし現代は、YouTubeの時代と言っても過言ではありません。2020年3月にGoogleが発表したデータでは、1,500万人以上がテレビ画面でYouTubeを視聴していることが報告されています。テレビをもっていても画面に映っているのはYouTube。そんなことが珍しくないのです。時代の変遷によって、エンタメの形も変わっているわけですね。
そんなYouTubeには既に人気のチャンネルも多いので「今から始めるには遅いのでは?」と感じる方も少なくないはず。しかし、YouTubeのユーザー数や動画再生時間は今も右肩上がりです。これから伸びるジャンルを選んでYouTube運用を始めれば、グングン成長する可能性がありますよ。
YouTubeで伸びるジャンル3選
では、YouTubeで伸びるジャンルは何でしょう?
まず目に付くジャンルは「バラエティ系」ではないでしょうか。しかしバラエティ系は市場が飽和状態です。「東海オンエア」や「水溜りボンド」などの有名YouTuberが既に人気を集めています。そのため、バラエティ系のチャンネルは競争が非常に厳しく、新規参入者にはハードルが高いジャンルと言えます。
一方で、以下のジャンルはこれからグングン視聴者数を伸ばすことが予想され、初心者でも十分に戦える可能性があります。
ノウハウ系
「ノウハウ系」はこれから伸びるジャンルの一つ。
コロナ禍では、自宅で出来るアクティビティのノウハウ動画の需要が高まり、「料理」や「家庭菜園」などのチャンネルが成長しています。実際に、2020年1月から10月の間、料理系の動画の再生回数はなんと50億回以上に!
需要の高まり以外にも、ノウハウ系のジャンルはYouTubeとの相性が良いといった特徴があります。
これまでは本や記事を読んで情報収集することが一般的でしたが、現在は視覚的に伝わりやすい「動画」での情報収集が主流になりつつあります。そんな風潮の中、視覚情報で直感的に情報を伝えられるノウハウ系動画は、ユーザーから強いニーズを集めているわけです。
ノウハウ系のジャンルは収益化しやすいのも特徴です。ノウハウ系のチャンネルには、特定の分野に興味を持ち、専門知識を求めるコアなユーザーが集まります。そのため、アフィリエイトリンクや企業からの提供、自社商品の販売を通じて収益化につながりやすいのです。
特定分野に精通した動画配信者に「この商品がおすすめです」と言われると購入のハードルが下がりますよね。この専門性を武器にすると大きな収益を見込めるでしょう。
フィットネス系
伸びるジャンルの2つ目は「フィットネス系」です。
YouTubeが発表した「2020年の一年間でチャンネル登録者数を伸ばしたチャンネルランキング(芸能界やスポーツ界などで活動する方のチャンネルを除いた部門)」の第1位は「Marina Takewaki」。自宅でトレーニングする「宅トレ」を流行らせたフィットネス系YouTuberです。第6位にも「オガトレ」がランクインしており、フィットネス系の人気が顕著です。
また、2020年の宅トレブームでは日本のフィットネス動画の平均視聴回数が450%以上も増加しました。フィットネス系は再生回数を伸ばしやすいため、収益も伸びるジャンルです。
トレーニングする度に動画を再生する視聴者が多いので、同じユーザーが毎日のように同じ動画を再生してくれるのです。結果として、再生回数が増え、収益につながります。広告収入の他、フィットネスグッズの販売もでき、収益化しやすいです。
また、心理学的な点でもファンが増えやすいと言えるでしょう。先ほど紹介した通り、視聴者はお気に入りの動画を何度も再生します。そのため「単純接触効果」という原理が働きやすいのです。
単純接触効果とは、接触回数が多いとそれだけで対象に好意を抱きやすい現象のこと。フィットネス系では自然と配信者と視聴者の接触回数が増えるため、ファン=登録者を増やしやすいのです。フィットネス系は登録者数も収益も期待できるジャンルだと言えます。
教育系
ちょっと意外かもしれませんが、実は「教育系」も今おすすめなジャンルです。
どんなトピックでも高いプレゼン力で面白く配信している「中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY」や、情熱大陸にも出演し注目されている「葉一」などが有名な教育系チャンネルです。他にも株式や自己啓発などを扱うビジネスマン向けの教育チャンネルも見受けられるようになりました。
これまで若い人がエンタメ動画を視聴するイメージがあったYouTube。しかし主要な動画配信メディアになった今日では、勉強や情報収集に使用する視聴者も増えているのです。
伸びるジャンルの共通点2つ
ここまでに紹介した伸びるジャンル3つの共通点は何でしょうか?常に変化するYouTube市場で伸びるジャンルを見極めるポイントをご紹介します!
YouTubeで伸びるジャンルの共通点は以下の2つです。
需要があり、市場が飽和状態ではないこと
伸びるジャンルに必須の条件は「需要があること」です。まだチャンネル数は多くないけれど需要はあるジャンルを選びましょう。この点で、バラエティ系は需要はあるけれど既に人気チャンネルが市場を独占しているので難しいんですね。
需要を見極めるには、「市場の動向を見ること」と「統計分析」が役立ちます。社会情勢やトレンド、YouTubeのアナリティクスを分析し伸びるジャンルを見極めましょう。
専門性があること
チャンネルを成長させるためには「専門性」も大切です。
料理なら料理、教育なら教育。ジャンルに特化したYouTubeチャンネルを運用することで、その分野に興味を持った視聴者を集めやすいです。内容がバラバラだと、タレントやバラエティ系YouTuberのように既に人気があるYouTuber以外は苦戦するでしょう。
専門性があると検索結果にも表示されやすくなり、新しい視聴者の獲得に役立ちます。
伸びるジャンルでYouTubeを始めてみよう!
今回紹介した「ノウハウ系」「フィットネス系」「教育系」以外にも伸びるジャンルはたくさんあります。自分の強みを武器に、専門性を出せるジャンルを探してみましょう。そして「これならイケる!」と思うジャンルがあればぜひトライしてみてくださいね。
どんなジャンルでもコンテンツの質が一番大切です。伸びるジャンル選びも、コンテンツ作りも「ユーザーに何を求められているのか?」を意識してみるといいでしょう。
YouTube運用は今からでも遅くはありません!自分の強みと専門分野、それからユーザー目線をかけ合わせることで、多くの視聴者を惹きつける魅力的なコンテンツが生まれます。
投稿者プロフィール
- LELのコンサルティングチームです。
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